金利スワップの隆盛でキャリートレードがもっと盛んに

1980年代の中半から金利スワップが隆盛を極めキャリートレードが盛んになった

1980年代の中半から金利スワップというオフバランスの金融商品が使用され始めると行われなくなった。より手軽に、オフバランスでキャリー・トレードが実行できるようになったからである。すなわち、上のものを金利スワップで図示すると、以下のようになる。

 

ここでは、投資期間を2年とすると、図の固定金利は2年の金利スワップの金利となる。例えば2%としよう。これを商社が6ヵ月ごとに銀行から受け取る。一方、商社は銀行に対して6ヵ月の金利である短期金利を、これも6ヵ月ごとに支払う。毎回、6ヵ月ごとに清算され、ネットで支払いが行われる。

 

この商社のヶ−スで、6ヵ月LIBORが最初が1 %、次が1.2%、3回目が1.3%、4回目が1.2%とすれば、最初は1%(年率、以下同様)、次の3ヵ月は0.8%、次が0.7%、最後が0.8%の利益が生じることになる。